噂の玉手箱 巻の壱

ここは巣鴨のとある湯屋(銭湯)でございます。んッ、何やら湯船で妙な音がしますが・・・・、 こりゃ~、ブリキ製ゼンマイ仕掛けの亀のおもちゃでんがナ。どうりでジージーとうるさいとおもいましたヨ。
ボコ・ボコ・ボコ・・・、とッ、今度は何の音ですかネ? な・な・なんと!湯船から浦島吐魔素さんが出てきましたヨ。赤い顔してご機嫌そうですナ(湯あたりでのぼせてますかネ)。 それに何かぶつぶつ言ってますが、よく聞くと“気持ちよく竜宮城で乙姫様と相浴してたら、いきなりこんな処へきてしもうたわい” とか何とかのたまわっておりますゾ(羨ましいナ)。これじゃまるで「テルマエ・ロマエ」じゃございませんか・・・・・?!
てなわけで、浦島吐魔素さん、チョッと変わった方法で竜宮城から久々のご帰還です。帰ってくる早々に乙姫様の玉手箱をお開けになって、なにやらご満悦で、いきなり「噂の玉手箱」の初公開ときたもんだ。お歳を召したわりにはケッコウ鼻息が荒いですナ~。これも乙姫様パワーなんですかネ。それにしても、こちらの浦島さんと乙姫様は例のauのTV.CMの方々とは関係がございませんので(なにしろパラレルワールドですから)、念の為・・・・。では、浦島吐魔素さんのご登場です!

先だって第三十二回正論大賞に北海道大学名誉教授の木村 汎が決まったのじゃが、コレってつまりこの教授さんは晴れて保守の論客のお墨付きを貰ったということになるのかいな。 う~ん、ワシとしては承服できかねるのぅ。今までこの人物が産経新聞紙上で述べたり主張してきたロシア観にはちょいとばかり納得できかねるものがあるのじゃよ。ワシの感じるところではこのお方は反ロシアであると思われるが如何なものじゃろうか。ワシとしては反米だろうが反中だろうが反ロシアだろうが知ったこっちゃないのじゃが世間ではこの人物は名うてのロシア専門家で通っておるらしいがワシには何処か引っ掛かるものがあるのじゃよ。
エッ、なにが引っ掛かるのかって?それは“竜宮城”で聞いたこの人物に関わるあらぬ噂じゃよ。実のところ“乙姫様”がワシの耳元で小さな声で囁いたのじゃよ、「また女みたいよ」ナ~ンちゃってさ。そんでワシもドキッとして、後で玉手箱をソ~ッと開けてみたわけよ。そしたら、なんと一枚のメモ用紙がはいっているじゃあ~りませんか。ひょっとして“乙姫様”からのワシへの愛のメッセージかしらんと思って期待に胸を膨らませて読んでみたら全然違っていたワイ。ホンマにがっかりしたもんネ。
ほんでじゃな、冗談はさておいて、そのメモの中身じゃがヨ~スルニ木村センセイの愛人の話なんじゃなコレが、ともかくメモをよく見てみると相手はなんでも北朝鮮系の女性だということじゃよ。それもある大商社の秘書課に勤務しておるそうじゃ。まさか、もしかして中国の工作員じゃ~あるまいなと心配になってきたわいな。あの国は日本での工作では朝鮮半島人を使うケースが多いからのぅ。沖縄の基地問題でも中国の韓国人工作員が仰山来ておるし、ホレッ、あの靖国神社の爆発事件にしたって、捕まったのは中国工作機関の韓国人工作員じゃからのう、これは新聞やテレビでは報じられていないがな。それにこの商社は知る人ぞ知る中国とはベッタリの会社なんじゃよ。
マッ、大いにあり得る話じゃろうよ、そもそも元々この会社系列の子会社には以前から中国共産党のエライ人からの依頼で中国人を社員として送り込むのが半ば常態化しておるしのぅ。モチロン本社にも送り込んでいて何の不思議もありゃ~せんのよ。なにしろ、この中国さんは日本とロシアの接近には以前より相当気を揉んでいるからな。木村センセイの対ロシアの論調を今まで考察するに、その昔は親ソ連じゃが、今は反ロシアと思って間違いなかろうよ。恐らくソ連の崩壊以後は共産主義を止めたロシアはこのセンセイにとっては裏切り者と映っているのではないかいな。つまりこのセンセイも共産主義者ということになる。 日本人は殆どの人が解ってないのじゃが、かってのソ連専門家は大多数が共産主義者であり現在ではその殆どが、いや丸ごと殆ど全部が中国に乗り換えておるからのぅ、考えてみりゃ~共産ソ連が亡くなっちまえば、お後は共産中国しかないもんね(薄笑い)。ところで誤解を招かないように予めお断りしておくがワシは自称保守の立場でもあり(笑)、従って産経新聞は毎日の様にヨ~ク拝見するが、老婆心ながら御忠告をさせて頂こうかいな(微笑)。
オットット危うく忘れるところじゃったが、実はもう一人怪しいのがおるんじゃよ。それは静岡県立大学教授の袴田茂樹いうて、やはりロシア専門家のセンセイなんじゃが、例の地獄耳の“百眼の秀”が巷で仕入れた信頼できる風聞(笑)によれば、なんでも中国人の愛人がおるらしいのじゃ。しかし“乙姫様”の意味ありげな、ワシの耳にヒソヒソの言い草もこうなると解るというものじゃわい、オオそうじゃった、乙姫様から一つ御忠告を頂いたぞなもし。ホレ、あの隠れ共産主義者の田原総一郎についてじゃが、なんでも竜宮城内では田原は在日ではなくて同和ということになっておるらしいのじゃが、マッ、要するに在日か同和のどちらかってわけじゃな、ワシもさっそく閻魔大王に天国と地獄界を結ぶホットラインで連絡し合って、お互い情報を擦り合わせて再調査しとるところじゃよ。ナ~ニいずれ答えがでるじゃろうよ(含み笑い)。

♪むかしむかし浦島は助けた亀に連れられて龍宮城へ来て見れば、絵にもかけない美しさ乙姫様のごちそうに鯛やひらめの舞踊り、ただ珍しく面白く、月日のたつのも夢のうち・・・・・♪
(童謡、浦島太郎の一節)

この歌、この様な話(あッ、情報でしたナ)を聞くと何だか暗示的な内容に見えますネ。皆さんも見映えやうわべの情報に踊らされず囚われず、いろいろ見聞をお広めになってくださいまし・・・・。
でないと、“ただ珍しく面白く、月日のたつのも夢のうち” になってしまいますヨ。
あッ、そうそう、このサイトをいつもご覧になっていればそんなことにはならんでしょうナ。オッと失礼、これは宣伝(CM)でした。