第1回

シーン設定は東京巣鴨の“とげぬき地蔵(高岩寺)”の境内です。(エッ、何で“とげぬき地蔵”なのかって?そりゃ~、このウエッブサイトの“てらだ ひでを”のプロフィールをご覧下さいネ)。 別名“おばあちゃんの原宿”と言われる「巣鴨地蔵通り商店街」は相も替わらずお年寄りの憩いの場で、各々のんびりとマッタリとした時を過ごしております。また、人通りも多いですナ(最近は若い人も来るようですが)。アッ、そうそう、この商店街は先のディアブロ・トマスの「パンドラの箱」の背景にも登場してます。何しろ節約ですから・・・・。 そんな、“とげぬき地蔵”に何やら怪しげな黒雲が掛かってまいりました。その途端派手な雷鳴轟き、稲光がピカッ!・・・・・・(以下文中、全て敬称略)

ポンッ!!、(トマスおじさん登場!)
よう、寺陀 某(なにがし)、しばらくじゃのう、元気でおったか?

寺陀 某(なにがし):

アッ、ハイ元気です。

トマスおじさん:

そうか、それはよかったぞよ。

寺陀 某:

トマスおじさんは元気なんですか?

トマスおじさん:

見てのとおり元気じゃよ。なにせ、ワシの場合、病気になることもないし、交通事故で怪我することもないからのう。

寺陀 某:

そうですよね。なんといってもユウレイですからねぇ~。ユウレイが病気になったり交通事故で怪我したなんてあまり聞かないですもんね。

トマスおじさん:

それを言ってしまったら終わりだっちゅうねん、まったくもう。

寺陀 某:

ハッハッハ、ちょっとこの先制パンチはきつかったかな(大笑い)

トマスおじさん:

まあ、もう慣れっこだがな。お前さんの嫌味は。

寺陀 某:

ごめんなさい、これからはなるべく言わないようにしますよ。

トマスおじさん:

いくらいわれても「ユウレイの耳に念仏」じゃから大丈夫じゃよ

寺陀 某:

あれっ、また一つ日本の諺を覚えたんですねトマスおじさん。

トマスおじさん:

なにせ、ワシャ~日本の事となると貪欲に吸収するからのう。

寺陀 某:

そうですよね、日本についての知識はトマスおじさんの右に出る外国人ユウレイはいませんがな~。

トマスおじさん:

おおヨシヨシ、お前さんも暫く見ないうちにお世辞が上手くなり申したのぅ~(まんざらでもない表情で・・・・・・、相変わらず単純なトマスおじさんなのです)。

寺陀 某:

ところで、今日はまた何の御用で下界にご降臨なさったんですかね?

トマスおじさん:

そりゃ~きまっとるじゃろうが。日本が心配だからじゃよ。

寺陀 某:

え~っ?心配って何のことですか(怪訝な顔して)。

トマスおじさん:

ソレソレ、その日本人特有の呑気さが駄目なんじゃよ、お前さんもとうとう例の平和ボケっちゅう病気に罹ってしもうたのかな?

寺陀 某:

よしてくださいよ、トマスおじさん、それって、ひょっとしたら南シナ海や東シナ海あたりが何やら“波高し”で、きな臭いということですかね。

トマスおじさん:

オオ、そうともよ、わかっておるじゃあ~りませんか。

寺陀 某:

そりゃ~、その位わかってまんがな~。でもですね、トマスおじさん、日本国内では他の問題も仰山あるよってに困っているんですよ。

トマスおじさん:

フ~ム、そういえば都知事が辞職しただの、参議院選挙が始まるだのと色々やっとるようじゃのう。

寺陀 某:

そうなんですよ、それでね、私の場合、昔からトマスおじさんにバカだのチョンだの挙句にはタコだのといわれてたとおり、オツムの回りがあまりよろしくないもんですからね、あれもこれもと一緒には考えられないんですヨ。

トマスおじさん:

フ~ム、なるほどのう、よ~くわかるぜよ。ホナ、一つに絞ってしんぜようかのう。何といっても、このシチュエイションは、お題がワシとソナタの「超舌!時事放談」だからして、お前さんがいないと成り立たないけんのう。わしも寺陀 某がチョイとばかりノ~タリンだったことを失念しとったわい。

寺陀 某:

なにか仰いましたかね?

トマスおじさん:

イ、イヤ、な~んも言うてないぞなもし、お前さんも歳のせいで、耳が悪くなったのではないかな。空耳じゃよ、空耳。

寺陀 某:

そうでっかね~、なんか聞こえたような気がしたんですが・・・・。

トマスおじさん:

(慌てて話を元に戻して)ところで寺陀 某よ、それでは今回のお題目についてはじゃな、参議院選挙に絞っていこうじゃないか。

寺陀 某:

ヘ~ツ、一つに絞ってくれて大助かりでんがな~、よろしくおたのんもうしまっせ~。

トマスおじさん:

よっしゃ~、ではいくぞなもし!

寺陀 某:

チョ、チョット待っておくんなさいまし。

トマスおじさん:

うん?なんじゃい。

寺陀 某:

じつは他にもトマスおじさんと話したいことがあるんですよ。それは、まさに他ならぬ英国のことなんで御座いますが。

トマスおじさん:

英国のことならな~んでもワシに聞きんしゃい、お前さんも水臭いのう、それを早く言いんしゃい。なにを話したいのかな。

寺陀 某:

ヘイッ、それはその~、英国のEUからの離脱の問題なんですよ。じつはスコットランドの英国からの独立問題の時もハラハラドキドキして見守っていたんですがね、分離独立にならなくてホットしたんですよ。ところがどっこい、私にとっては一難去ってまた一難なんですよ。

トマスおじさん:

なるほど、な~るほど、よ~くわかったわい。そんなに英国のことが心配か、それにしても、お前さんいつから英国のことがそんなに気に懸かるようになったんじゃい?

寺陀 某:

そりゃ~、もうとっくに英国のことは子供のころから米国と並んで大好きでんがな~。

トマスおじさん:

オウ、そうかそうか、そういえば、そうだったよな(目を細めて嬉しそうに)。

寺陀 某:

そこへもってきて、トマスおじさんに色々と英国の自慢話を聞かされたもんですからね、ますます好きになったんでございますだ。

トマスおじさん:

おう、よっしゃよっしゃ、よ~くわかったぞなもし(ますます大喜びで)。

寺陀 某:

果たして英国は何処へ行くんでしょうかねぇ~。

トマスおじさん:

しかし、お前さんの心配はよくわかるが、とりあえずはお前さんの足元をよ~く見たほうがよろしいんではないかのう。つまり日本のことじゃがな。総理大臣がコロコロ変わらなくはなったものの、まだまだ問題が山積しとるじゃろうが。今の外交政策や経済政策を継続するには選挙に勝たんと話にならんぞなもし。大丈夫か?

寺陀 某:

そうですね、英国のことは日本の参議院選挙が終わってから、じっくりと心配することに致しやす。

トマスおじさん:

そもそも、お前さんが心配したところで英国がどうにかなるわけでもないしのう(冷笑)。

寺陀 某:

そんな言い方しなくたって・・・・(思わず涙ぐむ)。

トマスおじさん:

(慌てて態度を変えて)オウ、すまん、すまん。気を悪くせんでくれよ、ご機嫌を直して選挙のはなしに移ろうかな。

寺陀 某:

そうですね、そうしましょう(気を取り直して)。

トマスおじさん:

お前さんは今度の選挙で、どんな結果を期待してるのかな?

寺陀 某:

そりゃ~もう、自民党の単独過半数獲得に決まってまんがな~(力を込めて)。

トマスおじさん:

やっぱり、そうよのう。いつまでも公明党に頼ってばかりじゃ、しょうないもんのう。大体あの党は、いつ態度をひっくり返すか判ったもんじゃあらへんしのう。コウメイ党ならぬコウモリ党じゃからな、クックック(嘲笑)。

寺陀 某:

さすがトマスおじさん、今の言葉はあの党の本質を突いてますぜ。

トマスおじさん:

オウよ、そのとおりじゃ。

寺陀 某:

しかも、ひと昔前のような自民党と野党の間のコウモリではありませんぜ。自民党と中国共産党、オット間違えた、中国凶惨党との間にコウモリを飛ばしてますからね。

トマスおじさん:

オウオウ、それこそ本質を突いておるわい、あっ晴れであるぞよ、褒めて遣わすわい。ギャハハハハ(豪傑笑)。

寺陀 某:

おありがとうございます、そのものズバリとはこのことでっせ。

トマスおじさん:

ウンウン、実は今日娑婆に降臨してきたのは野党と、その他ならぬ中国共産党、おっとっと間違ってしもうたがな、中国凶惨党じゃったな。つまりじゃな、民主党、オットット、また間違えたかな、しかしなんじゃな日本という国はえらい面倒くさい国じゃのう、要するにじゃな民主党ではない民進党と中国凶惨党の関係についてなのじゃが、日本国民は全然解ってないじゃろうが、民進党と中国凶惨党とは、裏では超ご昵懇なのじゃよ。

寺陀 某:

ヒェ~ツ、本当ですかい、まだそんなことやってるんですかい。

トマスおじさん:

だってのう、あの民進党の党首の岡田は中国凶惨党の或る高官とは非常にご親密でいらっしゃるしのう。幹事長の枝野なんかすっ呆けておるが、実のところ親中を飛び越えて媚中政治家と言った方が当たっておるわい。天国ではもっぱらの噂じゃよ。そうそう、話はチョイとばかり変わるが、あの天津の大爆発じゃがのう、日本の商社の伊藤忠商事の被害額はナ~ント一兆五千億円なんじゃな。ほんでユニクロは六百八十億円にもなるそうじゃヨ。もちろん中国凶惨党は、例によって賠償などする気は毛頭ありゃ~せんのよ、マア、しかと、かかとのハイヒ~ルっちゅうわけ(薄笑い)。

寺陀 某:

それって超古いおやじギヤグでっせ~、今の時代全く受けませんよ。

トマスおじさん:

やっぱ受けんか、アッハッハッハ~(爆笑)。

寺陀 某:

それじゃ~昨年度、六大商社の中で伊藤忠商事が初のトップに立ったなんていったってな~んもならんじゃないですか。それにユニクロにしても昨年度は減益で、ファースト・リテイリングの会長が経営方針が間違っていたんだろうとかいってましたが、実情はそれどころではありませんね。一年分の利益が吹っ飛んで余りあるということですよね。

トマスおじさん:

まったくもってそのとおりじゃな。

寺陀 某:

でも日本じゃ全く報じられてませんよ。

トマスおじさん:

そりゃ~そうじゃろうて、これが最近いわれる報道しない自由っちゅうやつじゃな。そこえもってきて、パナソニックは中国でリチウムイオン電池の製造工場を、ウン百億円かけて造るっていうし、過去に反日暴動であんだけ痛い目に会ったっちゅうのにまだ懲りてないようじゃな。それにしても、いったい何を考えておるんじゃろうのう。

寺陀 某:

そりゃ~、きまってまんがな~、考えられることはただ一つでっせ~。伊藤忠商事もユニクロもパナソニックも中国凶惨党とズブズブの間柄ってことですよ。裏で袖の下も随分と払ってきたという噂もあるし中国凶惨党の高官達の懐を潤した挙句の果てがこの様というわけですな。

トマスおじさん:

とどのつまりは、そういうことになるのう。チョイトばかり話が横道にそれてしまったけん、元に戻さんとな、え~っと、どこまで話したかな?

寺陀 某:

民進党の岡田と枝野の話ですよ。

トマスおじさん:

オウ、そうじゃった、そうじゃった。ほんでのう、岡田と枝野の他にあの蓮舫とかいう女性議員がおるじゃろう~て、どうじゃな?

寺陀 某:

ヘイ、おりますがな。それがどうかしましたかね。

トマスおじさん:

うん、あれも親中をとおり越して媚中に近い議員じゃともっぱら天国ではいわれておるがな。

寺陀 某:

みんなの党にいて最近合流した江田憲司は如何でっしゃろね。

トマスおじさん:

あの政治家は媚中はもちろんのこと、親中の政治家と国民に見られないように猫を被っておるというのがワシの見立てじゃよ。そもそもリベラルなるフレーズ自体が共産主義者や社会主義者であることを偽装する隠れ蓑に使われておるんじゃな。そういえば、元俳優の山本太郎なんかは日本国民は余り気づいていないと思うが実は媚中政治家もいいところじゃよ。小沢一郎なんかは話しするまでもなかろうて。

寺陀 某:

やはり、中国の対日工作がまだ続いていると・・・・。

トマスおじさん:

“当たり前田のクラッカー”ちゅうところじゃな。要するに今回の野党の選挙のための“野合連合”はじゃな、シナリオを描いたのは中国共産党ということじゃ。

寺陀 某:

それって大いにありえますぜ。それにしても、その受けないだけじゃなくチョ~古いおやじギャグ何とかなりませんかね、一気に寒くなってきましたヨ。

トマスおじさん:

やはり受けんか、わしのギャグも、なんちゅうか、その~、切れ味がにぶったかのう(自嘲)

寺陀 某:

それはそうと今思い出したんですが、岡田は確か民主党、オット、また間違えてもうた、民進党だったよな。え~っと、つまり旧民主党が政権を執った時の外務大臣でしたよね。確かそん時に東アジア共同体構想をぶち上げたと記憶してるんですが、あの時アメリカを外そうとしたんですよね。

トマスおじさん:

奴の本音は中国の意向を忖度した反米・反安保じゃからして当然じゃろうな。あの東アジア共同体構想は実は中国があの(笑)ルーピー鳩山由紀夫チャンに、言わせたものなんじゃよ。

寺陀 某:

へ~っ、やっぱそうですか。

トマスおじさん:

ついでに言えば日本共産党が最近唱えだした国民連合政権構想も後ろで中国が糸を引いておるんよ。かつて日本共産党の上田耕一郎が吹いていたあの民主連合政府綱領の焼き直しっちゅう訳じゃな。あのときも中国共産党が指示したのよ。

寺陀 某:

要するに日本共産党は、中国凶惨党の日本支部ってことでっかね。

トマスおじさん:

ビンゴ~!! 全くもってそのとおりなのじゃ。天国の雲の上から下界を見ているとすべてお見通しって訳なんじゃよ。以上、今回話した一連の事は、ワシとしてはシッカリとした裏付けを持ってノタマワッテおるからな。そのつもりで聞きんしゃい。

寺陀 某:

そういや~、よ~く考えると野党選挙協力というより“野合連合”が掲げていることは殆ど中国凶惨党が喜ぶことばかりですもんね。

トマスおじさん:

その通りなんじゃが、アホなお前さんが、そこまで解っているんじゃ賢明な日本国民は当然解っておるという理屈になるからして今度の参議院選挙は安心して見ていられるっちゅうことになるのかのう。

寺陀 某:

そうだといいんですがね~。

トマスおじさん:

オイ、寺陀 某よ、ワシはもう時間が迫ってきたきに、そろそろおいとませにゃ~ならん。又、会おうぞ。これからのワシは出番が増えてチ~トばかり忙しくなるよってに宜しく理解してくだしゃんせ。何せ出演せにゃ~ならぬ舞台がゴッツ~増えてしまつてのう。これもコスチューム・プレイに嵌った結果の役得じゃろうて、ウッシッシッシ(ニヒルな笑い)。

・・・・アリャ、随分唐突にお行きになってしまいしましたネ。「トマスおじさん」も忙し過ぎて“寄る年波には勝てない”っちゅうことですかナ。んッ、ところでユウレイにも年波があるんですかネ?それはそうと、とげぬき地蔵(高岩寺)の本尊は“地蔵菩薩”ですが、当パラレルキャラの「閻魔大王」様はこの“地蔵菩薩”の化身だとも謂われておりますナ。だもんで、そのうち、どっかで本格的にご登場されるのかもしれませんネ。お手柔らかに・・・・・。